ルーツ・波佐見焼

身近で親しみやすく、モダンなデザインが人気の波佐見焼。
波佐見焼は、昔から庶民に愛され、親しまれてきた器です。

波佐見町: 写真
波佐見町(トリップアドバイザー提供)

波佐見焼は、16世紀末、文禄・慶長の役後、
今の長崎県大村市あたりを領有していた大村藩主 大村喜前(おおむらよしあき)が、
朝鮮出兵の帰国の際に連れ帰ってきた陶工たちに作られた焼き物が始まりだと言われています。

波佐見焼の代表的なブランド「白山陶器」などは、
現代風かつ機能的なデザインが人気を集めています。

波佐見焼・西の原地区。
江戸時代から続く窯元が営む製陶所「福幸製陶所(幸山陶苑)」。

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当時、波佐見焼が完成するまでの色々な作業を、
それぞれ違う場所で行う「分業体制」が取られていました。

昭和元年、八代目・福重武次郎によって、福幸製陶所(幸山陶苑)は西の原地区へ移されます。
最盛期には160名ほどの工員をかかえるメーカーでした。

新しい福幸製陶所は、「事務所」「細工場」「絵付け場」「釉薬精製所」「登り窯」があり、
波佐見焼をつくる工程がすべて敷地内でできるという、大変貴重な場所でした。

長期間にわたり、工場でありながら、選りすぐりのろくろ師や絵付職人をかかえ、
手作りの良さを持った数々の作品を生み出し、有田をはじめ、近隣の町の方たちからも、
一目も二目も置かれる、窯やき(メーカー)でした。

10代にわたり波佐見焼を生産してきた「福幸製陶所(幸山陶苑)」は、平成13年に廃業。
平成24年に、国登録有形文化財に登録されています。

今では、福幸製陶所(幸山陶苑)は「西の原地区」として、
工場の古さを生かしたままリニューアルを行い、
ギャラリー、カフェ、雑貨店、コーヒー焙煎屋、クラフト店など、
波佐見の文化の発信地として、大変人気のスポットとなっています。

波佐見町(トリップアドバイザー提供)

その福幸製陶所(幸山陶苑)で生まれ育ったのが、英一郎氏の母「福重美和」さん。

福幸製陶所ではたらく祖父をみながら、工場を遊び場として育ち、
30代はじめ頃から、作品を作り始めたそうです。

福岡を拠点に制作活動を続け、2014年に作陶40周年を迎えました。

作品を作り始めた当初、「鳥の福重」と覚えられるほど、
鳥専門の作品を作り続けていました。

和洋にしばられない多種多様な紋様、装飾絵柄をアレンジ創作し、
その作品は各方面より高い評価を得ています。

全国各地及び海外で個展を開催し、数々の賞を受賞されています。
現在も、小物などの制作を中心に、活動されています。
⇒福重美和STORYはこちら

小さいころから福重家(福幸製陶所)を訪れて波佐見焼に触れ、
また、母の作家としての姿を通して様々な影響を受け、
今の英一郎氏に繋がります。

⇒英一郎STORYはこちら


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