BLOG
5.162016
【英一郎より5つの贈り物、夏 ①夏の始まり】
夏の日差しの透明さが降り注ぐ。真っ白な雲が厚く空に浮かぶ。
夏の朝の空気は、特有の涼しさ。
灼熱の太陽が本領を発揮するまでの、一瞬だけの清清しさが、気持ちいい。
空を見上げて、全身で夏を謳歌する。
まんまるの水滴を浮かべて、日差しをすいこむ涼しい顔の、愛らしい存在。
「おはよう。今日も暑くなりそうだね。」
日の光がフチを彩って、よりいっそう、キラキラ輝いて見える。
英一郎より皆様に送る
「白」と「水色」の、夏がやってくる。
プロモーションスタッフ藍の書く 6月末までの短期連載コラム
【英一郎より5つの贈り物、夏 ①夏の始まり】
空に向かって伸びるツル。手の形みたいな葉っぱ。
ゆるやかにカーブするフチ、キュッとすぼまっていく花弁…。
その顔を見せるのは、朝だけ。
そんな君を、枯れない形に。夏の空気ごと閉じ込めるように。
真摯な態度で「磁器」という名の造形に落とし込む。英一郎の目と、手と、心で。
細長い形が特徴の君を、半立体(レリーフ)にするには…どんな表現が適しているだろうか。
形は、どのくらい有機的にするのが美しいのか?
この生きている証の花弁の筋は、必ず表現したい。釉薬で少し隠れるのであっても、決して、手は抜かず…一筋、一筋…。
奥行きを少しでも出すには?
めしべの表現は?
少しフカフカした葉は、どう表現しようか…。
モノを作るのに、ゴールはない。だから、できうる限りの真剣さで、向かい合う。
その間に、季節は少しずつ夏へと進んでいく。
皆様の手元に置いて、毎日使ってもらうための、お箸の置きやすさは…。
箱を開けたとき、思わず笑顔が咲くような仕上がりだろうか。
お客様が来たときの、話題になるような美しさをここに…。
いつも柔らかで軽いジョークの似合う英一郎の、「熱さ」が、そこに向かい合っている。
夏が来る前から、今年は熱い。あ、「暑い」違いか。
今年の夏の暑さと、英一郎さんの熱さ、どっちが勝つのだろう。
ああ、英一郎さんかも。…なんて、思ってみる。
今回の特別。
「白」と「水色」。
夏の中でもとびきり清楚で可憐な花には、この2色がとてもよく似合う。
知っていましたか?
英一郎の使う青、「青白磁」も、白に負けないくらい清清しくて、素敵なこと。
夏、朝顔。
白はあなた側に2つ。水色が私の側に2つ。
ううん。白、水色の組み合わせが、2組揃う方が素敵かも。
ああ、テーブルが少し涼しく見えるみたい。
お箸置き
白磁、青白磁 各色1個の2個セット
限定100セット 予約開始
英一郎から皆様へ贈る夏の、はじまり、はじまり。
【その②へ続く】
【四季の花箸置 夏・朝顔 特製桐箱入りペア予約受付中】
英一郎製磁の「四季の花箸置き 5個セット」。
そのうちの1つ、前回のD12展示会時に人気を博した
「春・桜」のリニューアルに引き続いて、「夏・朝顔」をお披露目することとなりました。
今回より、遠方の皆様にもお届けできますように、商品のご郵送を承っております。
■四季の花箸置 夏・あさがお 特製桐箱入りペア
【価格】¥3,000(税抜)
【数量】100セット限定
※ご予約が100セットに達し次第締め切りとなりますので、ご了承ください。
お受け取り方法は、6月8日(水)より博多マルイで開催されるイベントでの店頭お受け取り、
郵送でのお届けより、お選びください。
■イベント内容・箸置きのご予約の詳細をご希望の方は、下記URLよりご覧ください。
ご予約も下記URLより受け付けております。